「ウォーターボーイズ」

眩しい!眩しさにやられてしまうよ!
心境の変化がどうあったのか知らないけど、今回は初見の時の感動に近い揺さぶりを味わえた。むちゃくちゃいいなぁ、やっぱり若いって。
この映画を観るとどうしても自分の高校生活を振り返ってしまうよね。どうだったんだろうかと軽く思い返すも、自分は中高生特有の全能感をもって過ごしたこともなかったなぁ。それでも「自分は秀でたものを持っているんだ」と妙なところで自信を持っていて、相変わらず溌剌とはしていなかったけど決して卑屈ではなかった。少なくとも自分で自分を貶め罵ることはなかった。今ではこのザマかぁ。
過去はどうしても美化してしまう。後ろ向きの回顧は何も産み出さないからやっちゃいけない。元気と爽やかな鬱をくれたこの作品に賛辞を贈りながら、僕はもっとシャキ!っとしなければいけない。