2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

穀潰し

パソコンを買い換えたら見える世界がぜんぜん違って驚いた。いい加減デザインを落ち着かせたいのだけど、これが最後、と思って再びデザインを変更。んー。

絲山秋子「袋小路の男」

袋小路の男作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (243件) を見る指一本触れないまま、「あなた」を想い続けた12年間。"現代の純愛小説"と絶讃された表題作、「アーリオ オ…

豊島ミホ「青空チェリー」

青空チェリー (新潮文庫)作者: 豊島ミホ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (65件) を見る入学して一ヶ月、うちの予備校の隣にラブホが建った。以来あたしは屋上からのぞきちゃんな日々…

関係ないけど、携帯をなくした。

この程度で苦慮しているなんて、中学生レベルの水準。拘束もされず、かと言って糾弾もされず。興味を引くこともない無関心たるポジション。 どうやら分かってきた、自分自身の明確な輪郭が。「自分は人間関係が苦手だから」「大勢は好きじゃない」などと吹聴…

from 図書館

涎の出そうなラインナップの予約本が大量に到来。時間が無くて読まずに返却という事態が予想されてしまうのが歯がゆい。

江國香織「間宮兄弟」

間宮兄弟作者: 江國香織出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/09/29メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (310件) を見るだって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん。"そもそも範疇外、ありえない"男たちをめぐる、江国香…

間人主義というらしい。

必要とされないことは哀しい。そりゃあ自分が何か大きなものを生み出せるなんて思ってもいないけど、他者との関係の中でしか存在価値を見出せないからなぁ。求められないことは否定されていることと同義でいたたまれない気持ちになる。まぁ実際のところそう*…

はてなも

すっかり重くなってしまいましたね。

絲山秋子「逃亡くそたわけ」

逃亡くそたわけ作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/02/26メディア: 単行本 クリック: 30回この商品を含むブログ (200件) を見るあたしは同じ入院患者の気弱な男を誘って病院を脱出した。何処へ逃げるのか、何から逃げるのか。二人を乗…

絲山秋子「海の仙人」

海の仙人作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/08/28メディア: 単行本 クリック: 29回この商品を含むブログ (135件) を見る碧い海が美しい敦賀の街。ひっそり暮らす男のもとに神様がやって来た―。「ファンタジーか」「いかにも、俺様はファン…

絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」

イッツ・オンリー・トーク作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/02/10メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (143件) を見る引越しの朝、男に振られた。東京・蒲田―下町でも山の手でもない、なぜか肌にしっくりなじむ町。元ヒ…

本谷有希子「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ作者: 本谷有希子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/30メディア: 単行本 クリック: 74回この商品を含むブログ (135件) を見る「お姉ちゃんは最高におもしろいよ」と叫んで14歳の妹がしでかした恐怖の事件。妹を信じては…

地下鉄で女の子のサイフを拾った前スレ1の話し

心の清涼剤。→http://maesure.fc2web.com/index.html

日日日「うそつき―嘘をつくたびに眺めたくなる月」

うそつき―嘘をつくたびに眺めたくなる月 (新風舎文庫)作者: 日日日出版社/メーカー: 新風舎発売日: 2005/08メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (93件) を見る好きってなに?愛してるってどういう意味?―竹宮輝夜、十六歳。あたしにはそんな感…

戦慄

恐ろしいのはこういう生活に浸りきっているうちにユーモアと感性が鈍っていくこと。あまりにも無粋で野暮な人間に成り果ててしまうこと。 山崎ナオコーラさんの文章が好きでいつも微炭酸ニッキを読んでる。朝日新聞土曜版の「be」に連載もあるよ。ていうか…

三羽省吾「厭世フレーバー」

厭世フレーバー作者: 三羽省吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/08/03メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (25件) を見る俺がかわりに殺してやろうか。父親が失踪。全力疾走のはてに少年は血の味を知った―家…

金城一紀「対話篇」

対話篇作者: 金城一紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/01/31メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (93件) を見る話題の著者が紡ぐ珠玉の3篇。孤独の淵に閉ざされた人びとが、他者との「対話」によって少しずつ世界への扉を開いていく。…

羅針盤

うへぇ、吃驚。定期的に内容を消失させ、その中身は拙く、最近では更新さえ滞っているこんな僻地が、カズノコさん*1には認識されていました。その存在を認めてくれていました。感動?気持ちの昂ぶり?繋がることの喜びは得られ難い至福の感情です。 精神的に…