関係ないけど、携帯をなくした。

この程度で苦慮しているなんて、中学生レベルの水準。拘束もされず、かと言って糾弾もされず。興味を引くこともない無関心たるポジション。
どうやら分かってきた、自分自身の明確な輪郭が。「自分は人間関係が苦手だから」「大勢は好きじゃない」などと吹聴しながら、その実根底では人との接触を求め続けていて一人っきりということを極端に恐れていた。現実と望むこととの乖離が苦しくて思い煩うこともあった。
それでも人間はどうやら時を経るごとに変化していくのは確かなようで。今日ようやくはっきりと自分が独りの環境を望んでいることが分かった。僕は自分が嫌いだし、尊敬できる人と巡りあえたこともない*1。つまりは人間が嫌いなのだ、今のところ。
これからに絶望はしたわけではない。まだ八合目くらい。生涯の宝くじの大部分がスカだった僕だけど、まだもう少しは希望が残っているはずで、残り僅かなその可能性の中で革命的な出会いがあるかもしれない。だから悲観はしない。
寧ろ今は楽になった。先に言った乖離に悩む必要がなくなったからね。閉鎖的で風通しの悪いこの空間はひどく居心地が良い。

*1:人に恵まれなかったな、なんてまた最低なことを思う。