三羽省吾「厭世フレーバー」

厭世フレーバー

厭世フレーバー

俺がかわりに殺してやろうか。父親が失踪。全力疾走のはてに少年は血の味を知った―家族の崩壊と再生をポップに描いた快作誕生。
このコピーにピンときた人もこなかった人も一度手に取ってみることをお薦めします。上のコピーと本文内容は一切一致していません。これは気分爽快な青春群像小説です。各人の一人称で語られる五人の話。どれもがうまいです。