戦慄

恐ろしいのはこういう生活に浸りきっているうちにユーモアと感性が鈍っていくこと。あまりにも無粋で野暮な人間に成り果ててしまうこと。
山崎ナオコーラさんの文章が好きでいつも微炭酸ニッキを読んでる。朝日新聞土曜版の「be」に連載もあるよ。ていうか、小説よりこちらのエッセイ風の文章のほうが素晴らしい。ってことを言うと作家としては心外なのかな。彼女の評判はあまり芳しくないようだけど(超独断と偏見による!!無礼千万!!謝!)応援してます。「ストーリーは天賦のものだとしても文章は修練を積めばある程度まで書けるようになる」ということを聞いて、ほんとかなぁと思いながら無意味な夢想に耽ってます。ニンマリしながら。求む、全能感。


人と話さないと言葉の取捨選択が下手になってしまうのな。そんなの口語で使わねえよ!、って後から思う。


ふっと文章を思い浮かべても書き留めたりしないのであっという間に忘れてしまいます。依然蓄積ゼロ。何事に対しても腰が重いのは相変わらず。
“相変わらず”という言葉を多投します。


夜の、窮屈な電車からやっと解放された家路途中で発作的に言葉が浮かんでくることが多いです。この間は改札での人ごみを見ててフッと。駅に住めばいいのかな。


煩わしいんだよ、何もかもが。今日は予備校を明日に回して一日中引き篭もってやったぜぃ。惰眠を貪って洗い物と掃除をしてやったぜぃ。外は雨。久しぶりにこういう一日を作ってあげてもいいよな?